ぼく(マニア)のなつやすみ  

   





気が付けばもう9月ですね。皆さんもう夏休みは取りましたか?

最近では3年連続夏休み無し、夏休み取りたきゃ会社やめれ!

みたいな散々な社会人も多いことでしょう。J君もそうですが。



さて、そんな疲れ切った大人達が少年時代の夏休みの思い出を蘇ら

せる癒し系ゲーム「ぼくのなつやすみ2」がプレステ2で出たのは記憶

に新しいと思います。山や海をそして草っ原を自由に駆け回りノスタル

ジーに浸る・・・素晴らしいコンセプトです。



しかしながら、夏休みの自由研究と称し、家で引きこもってゼビウス

の隠れキャラ「ソル」の出現位置などを探しまくっていた真性引きこもり

な人たち(例:J君)
にはノスタルジーとか言ってもピンとこないですよね?

そんな貴方にはもっとマニアックな夏休みの過ごし方がお似合いです。

そう例えば・・・昆虫採集オンリーとかさ!



そんなわけで今回は普通の人よりちょっとダークな夏休みを送った人向け

のヴァーチャル夏休みソフト「むし太郎」をご紹介します。タイトルに嘘

偽り無く、隅から隅まで虫オンリー。マニアにはたまらない究極の

「昆虫採集ファミリーアクション」です。(説明不可能)



えーと、一応ストーリーがあります。


ある夏休み、むし太郎は妹や弟と一緒に、むし小屋を作りました。

むし小屋には165種類の昆虫を入れておくことができます。

この小屋を昆虫でいっぱいするために森や草原などを探し回って

昆虫採集をがんばろう!


ゲー!165種類も虫あつめんの!?

若いのにマニアにも程があるよ。つーかよくよく考えたら「むし太郎」て

名前有り得ないよ。たぶん漢字で書くと「虫太郎」だよな。「蟲太郎」

で無いことを祈ります。心から。




って気が付くとオープニングムービーが始まってます。

ぐあ!、無意味にリアル。ハチの周りをグルグル回るカメラワーク。

スゲー!、意味は全くないがスゲー!・・・てか酔いました。

 リアルさ全開の虫ムービー



スタートするといきなり2Dのフィールドに放り出されるむし太郎。

フィールドマップにはそれぞれ、セミのゾーンがあったり、カブトムシ

のゾーンがあったり、蝶のゾーンがあったりでそれぞれに合った方法で

虫採りを行います。

 何の変哲もない2Dマップ画面



たとえば、トンボを捕るときはハエを糸にくくりつけて、トンボが食い

ついたところを一気に引き上げるとか・・・

 ハエ出動!の図



植物に張り付いてるカメムシに水を引っかけて落ちたところを

コップでキャッチ
とか・・・・

 なんでカメムシなんか・・・



葉っぱに付いてるカマキリにドングリを投げつけ池に落ちて溺れている

ところを拾って捕まえるとか・・・・

 ドングリで虫を落とせ!



あとはセミを手捕りとかね・・・・

 その手に持ったエモノは何?

・・・つーかお前、網持ってんじゃねーか!



とにかくどう考えても網で捕まえればいいシチュエーションでわざわざ

マニアックな採り方
をしなきゃいけないので結構過酷です。操作系は、

コントローラー左右とボタン押しだけというゲームウォッチ並の単純操作

のクセに驚異的に操作性が悪いためにそれなりの難易度です。

(ドングリとか虫に当てるの至難の業です。)



そんなこんなで虫の手捕りに成功するといきなりブウゥゥゥン

コントローラーが振動始めます。そう・・・まるで手のひらで虫が暴れて

いるかのように・・・ゲー!超キモイ!

いや、ある意味こんな有効な振動コントローラーの使い方は他に無い

です。あまりのリアルさに鳥肌立ちっぱなし!



そして、むし太郎の虫マニアっぷりは、いよいよ究極の段階へ。

何とハチも採集します。蜂の巣の周りにスプレーを吹き付け落下してきた

スズメバチをゲット!ってなんか違うゲームだろそれ!!

つーか、現実なら確実に死にます。蜂の大群に囲まれて。

 スズメバチゲット!(いつか死にます)



そんなワケで虫マニアには溜飲モノ。一般ピープルには鳥肌モノ

カルトゲーム「むし太郎」。やるなら振動コントローラーは必須ですよ。

手のひらのヴゥゥゥゥゥゥゥゥンって感触が半日は残ります。



ちょっとした肝試しにいかが?




 ローディング中の画面も鳥肌モノ


参考リンク:むし太郎 オフィシャル(?)


(2002/9/17) BLACK徒然草へ
                              



 

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